「自分に価値がない」と自覚した人は逆にチャンス|絶望する必要などない

「自分には全く価値がない」

「生きてる意味あるのかな?」

 

あなたは仕事や人間関係などをキッカケに、社会的に全く価値がないと思って塞ぎ込んでしまっていませんか?

私はエンジニアとして社会人になり、新入社員の頃にあまりに仕事ができず、成長できず、良い人間関係も構築できなかった時に、「自分に価値がない」と強く自覚しました。

しかし後から考えると、「自分に価値がない」と思う事がスタートラインであり、悩んで良かったと思えるようになりました。

「自分には価値がない」と塞ぎ込み続けている人にとって助けになればと思います。

「価値がない」と『自覚』する事はチャンス

なぜ「人生に価値がない」と思った時が最大のチャンスかを説明しましょう。

 

少し考えてみてください。

「完全に自分には価値がある」と思っている人は、何かに向けて変わったり成長できたりすると思いますか?

 

答えはNoです。

 

自分が最高の状態であると思っている人が変わるわけはありません。

例えば、全然仕事がデキないのに、出来ていると思っている人を想像してください。そんな人がこの先に成長すると思いますか?絶対無理ですよね。

 

あなたが「自分に価値がない」と『自覚』した瞬間、あなたは何かを変えたい(成長したい)と強く望んでいるのです。

自覚とは:自分の置かれている位置・状態、また、自分の価値・能力などをはっきり知ること。

引用元:コトバンク 

「0と1」の差は大きいと言いますが、私は『自覚』こそが「0と1」だと思います。

行動することが「0と1」と思う人もいるかもしれません。

しかし考えてみてください。

行動するだけなら「させられている事・やらされている事」も含まれてしまいます。これらは本人の気持ちや価値観を全く考慮していないため、身につかずに変化の期待も薄いです。

対して「自分に価値がない」と自覚しての行動は、主体的に自分を変えていく行動なので、想像以上に成長が見込めるのです。

自分に価値のある人間とは?

さて、みなさんは「自分に価値がない」と自覚しているわけですよね。理由は様々だと思いますが、

  • 仕事に貢献できない
  • 好きな人に嫌われてしまった
  • 結婚もできる人間じゃない
  • 全然お金を持っていない

などがあげられますね。

価値観は人それぞれなので、一人ひとり「価値のある自分像」は違うと思いますが、共通して言えることは、「自分に価値がない」と思う人は、自分が思う「価値のある自分像」とかけ離れている状態だと言えます。

 

そこで、まずは「自分に価値がない」理由を列挙してみましょう。より詳細に書けると良いですね。「自分に価値がない」と自覚した人だからこそ、何が足りないのかわかるハズです。

かなり浅い例で申し訳ないですが、

  • 仕事を回せない。
  • 誰かに頼ってるばかりで、誰も助ていない(貢献していない)。
  • 迷惑ばかりかけている。
  • 業務に必要な能力が全くない。

などの「価値がない理由」をあげてみました。

新入社員の頃の自分です。大したことないと思うかもしれませんが、本人にとっては重要な問題でした。

次に先ほど書いた内容の逆を書いてみましょう。

  • 仕事を回せるようになる
  • 誰かに頼られ、助けれるようになる(貢献する)。
  • 迷惑をかけない。
  • 業務に必要な能力が十分にある

いかがでしょうか?

赤枠で書かれた内容が、あなたが今思い描く価値のある人間(理想の姿)になるのです。

 

例ではかなり浅い内容になっていますが、より具体的にご自身に価値がない理由をできる限り多く挙げ、その逆を書いてみてください。

そうすれば、あなたにとっての「自分に価値のある人間像」がわかると思います。

本当のあなたの望みか確認する

「価値ある人間像」が思い描けたので頑張って努力します。

これでハッピーエンド。めでたし。めでたし。

 

そんな訳はありません。

 

「昔は〜に価値があると思ってたけど、ぶっちゃけなかった」

「〜はできるようになったけど、〜ができないと価値ないよな」

人は生きていくと、価値観が変化するものです。むしろ目指した価値観が間違った目標だったということもあるでしょう。

 

私も何度もそういう経験をしました。

子供の頃はスポーツができることに価値があったが、スポーツをやめた途端に「なぜあんなことに時間を使ってたんだ?」と思い返す。

高校生の頃、名門大学に入学したいと必死の思いで勉強して合格した後、「で、この大学入ることに何の意味があったの?」と思う。

厳しい就活戦線を勝ち抜いて、大手メーカーに就職した後、「この仕事を40年続けていくの?嘘だろ?」と思う。

今までの価値観が一気に崩され、積み上げていると思ってたのに、何も積み上げれてなかったと絶望しました。

 

なりたい自分になる努力をするのは素晴らしいですが、見当違いな価値観をもって何度も何度も頑張っていると、疲弊するだけで一向に好転しません。

行動に移す前に「なぜそうなりたいか?」を明確にしないと同じ失敗ばかりしてしまいます。

 

この作業はかなりの時間を要します。

  • 自分自身に正直になる事
  • 自分で選ぶ事
  • 周りに影響されない事

など、自分自身と向き合う時間が必要になります。

私は最終的にエンジニアとしては2年で退職してしまうのですが、入社後1年くらいから自分の価値観を見つめ直していました。辞める事を決意するまで1年必要でした。

 

上記の画像は、自己分析のために使ったマインドマップの一部です。

会社に行きながら感じたことや、疑問に思ったことなど、日常生活をマインドマップに書き足して、客観的に自分を見る作業に1年間費やしました。

「目標を設定したけど、本当に自分が望んている事かわからない」って人にとって、客観的に自分を見つめ直せる便利なツールです。

マインドマップはアプリとして多数公開されているので、気に入ったものを使うと良いでしょう。

ちなみに私は「xmind」という無料のマインドマップツールを使っています。

時間と忍耐は必要事項

『自覚』してあなたにとって価値ある人間像がわかり、『どう変えていけば良いか』の指針が経ったとしても、継続して取り組むことはかなりのストレスになります。

 

ぶっちゃけ仕方がないです。なぜなら、

あなたは今の状態から全く逆の状態になろうとしているから。

 

新入社員とは「仕事ができない」のは当然ですが、「仕事ができる」状態に行こうと思うと真逆の状態になる力が必要です。

新入社員ならまだマシです。

例えば、仕事ができない中堅社員にとっては更に厳しいものがあります。なぜなら「仕事ができない」状態になってしまう、習慣や方法が身についてしまっているからです。

 

なので、変化には必ず時間が必要である。と覚悟しておくべきです。

「自分に価値がない」と思い続けることは苦しいことなので、一刻も早くこの状態から抜け出したいと思ってしまうものです。

しかし、理想と真逆の状態であるあなたにとって、一朝一夕で解決できる問題であるはずがありません。

その事を認識しておけば、多少の内的・外的ストレスから自分を守ることができます。

 

私はエンジニアとして働き始めた時、理想の状態に早くなりたいと焦るばかりに、基礎的な技術力をあげるのではなく、表面的なテクニックに走ってしまいました。

本当に自分がなりたい姿になるためには、「基礎的な技術力」をあげることは明白であったのにです。

焦りは判断を鈍らせ、成長を妨げてしまうので気をつけましょう。

さいごに

自分の人生に価値はないと悲観している人に向けて、僭越ですが意見を述べさせてもらいました。

 

私はエンジニアとして就職しましたが、2年ほどで辞めてしました。自分の価値観にあわないと判断したからです。

給料・福利厚生・社会的ステータスなど全てを満たしているホワイト企業だったので、両親や友人に反対されました。

しかし、それらは私が欲しているものではなく、周りが価値があると言ってるだけのものだと気づいたのです。

私はメーカーの技術職を辞め、今はプログラマーとして生計を立てています。前職の専門的知識を活かせる場ではなく、専門的なスクールにまで通い直して転職しました。

あれから5年経ちますが、良かったと思っています。収入は下がりましたけどね(笑)

 

「自分には価値がない」と思った時の「自分がこうでありたい状態」は時間がかかるものなので、焦らず一歩づつ進んでみませんか?

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